翡翠とキツネ石の違いってなに?見分け方を解説 | 2025年最新版

翡翠とは?

一般的に「翡翠」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、美しい緑色の宝石でしょう。

しかし、翡翠には緑色だけでなく、紫、白、黒など様々な色が存在します。これらの色は鉱物内に含まれる微量元素によって決まります。

例えば、クロムが含まれると緑色に、鉄が含まれると紫色に発色します。このように翡翠は自然の中で生まれる奇跡的な美しさを持つ宝石です。

 

翡翠の中でも特に価値が高いとされるものは「琅玕(ろうかん)」と呼ばれます。

この琅玕は深い緑色で透明感があり、その美しさから「翡翠の王」とも称されます。

このため、市場では緑色の翡翠が特に人気ですが、一部には染色されたものもあります。染色翡翠は本物ではないため、購入時には注意が必要です。

 

また、紫色の「ラベンダーヒスイ」や乳白色の翡翠も非常に希少で高価です。

これらの翡翠は装飾品としてだけでなく、美術品やコレクターズアイテムとしても重宝されています。

翡翠には「ジェダイト(硬玉)」と「ネフライト(軟玉)」という2種類がありますが、この違いが明確になったのは19世紀後半のこと。

それ以前は両者が同じものとして扱われていました。ジェダイトは硬度が高く宝石としての価値がありますが、ネフライトは柔らかく工芸品などに用いられることが多いです。

この違いを理解することで、より深く翡翠について知ることができるでしょう。

 

現在、高品質な翡翠が産出される代表的な場所はミャンマーです。

ミャンマー産の翡翠は透明度や色合いに優れ、「インペリアルジェイド」と呼ばれる最高級品もここから採掘されます。

このインペリアルジェイドは中国市場でも非常に人気があり、高額で取引されています。

ミャンマーでは翡翠産業が国家経済を支える重要な役割を果たしており、その品質管理も厳しく行われています。

一方、中国では古くから翡翠文化が栄えてきましたが、中国国内で産出されるものは主にネフライト(軟玉)です。

そのため、中国市場で流通しているジェダイト(硬玉)のほとんどはミャンマーから輸入されたものです。

中国では翡翠を使った彫刻やアクセサリーが人気で、多くの観光客もこれらの商品を購入しています。

ただし、本物と偽物を見分ける目利き力が求められます。

日本でも新潟県糸魚川市を中心に硬玉翡翠が産出されます。この地域では縄文時代から翡翠文化が存在し、勾玉などに加工されてきました。

糸魚川産の翡翠は質が高く、一部ではミャンマー産にも匹敵すると評価されています。

また、日本国内では新潟以外にも富山県や長野県でも小規模ながら翡翠の採掘が行われています。

日本産の翡翠には独特の魅力がありますので、地元で採掘された石を探す楽しみもおすすめです。

 

キツネ石とは?

キツネ石とは、翡翠に似た石を指す俗称であり、「キツネ石」という正式な鉱物名ではありません。

そのため、一口にキツネ石と言っても実際には多種多様な鉱物を含みます。

例えばネフライト(軟玉)、蛇紋岩、曹長石、緑泥片岩などがあります。

これらはいずれも外観や色合いがジェダイト(硬玉)に似ているため、市場では「翡翠」として扱われることも少なくありません。

キツネ石という名前には、日本独自の文化背景があります。日本では昔からキツネは人を惑わす存在として描かれてきました。

同様に、本物の翡翠(ジェダイト)を探している人々を惑わせるような紛らわしい石に、この名前が付けられたと言われています。

また、日本国内で採取される鉱物には、本物のジェダイト以外にも似たような見た目を持つものが多いため、それらを総称してキツネ石と呼ぶことがあります。

キツネ石には宝石としての価値はほとんどありません。しかし、その独特な美しさや自然由来の模様から愛好家も多くいます。

一部ではパワーストーンとして扱われることもあり、「癒し」や「浄化」の効果を期待する人々によって親しまれています。

また、自分自身で採取したキツネ石を加工してアクセサリーや置物として楽しむ人もいます。このようにキツネ石には独自の魅力があります。

 

翡翠とキツネ石の見分け方

本物の翡翠(ジェダイト)とキツネ石を見分ける方法はいくつかあります。ただし、その判別には専門的な知識や経験が必要となる場合がありますので注意しましょう。

ペンライトを当てる

ペンライトを使って光を透過させる方法です。本物のジェダイトには内部に自然由来の内包物や濃淡があります。

一方で人工的な気泡や均一すぎる模様が見える場合、それは偽物や加工品である可能性があります。

また、ルーペを使うことで鉱物特有の結晶構造を見ることもできます。ただし、この方法だけで完全に判別することは難しい場合があります。

削ってみる

スクラッチテストとも呼ばれる方法で、本物のジェダイト(硬玉)は硬度6.5~7を持ちます。
一方、キツネ石(特にネフライト)はそれより柔らかいため、ガラスなどに擦りつけた際に傷つきやすい特徴があります。
ただし、この方法はアクセサリーなどの場合には慎重に行う必要があります。傷つけない範囲で行うことがおすすめです。

角ばった見た目

天然のジェダイト原石には角ばった形状が残っていることが多いです。
一方でキツネ石は波や摩擦によって丸みを帯びた形状になりやすい傾向があります。
また、本物のジェダイトには滑らかな質感と独特な重量感があります。一方、光沢感が強すぎたり均一すぎる模様の場合、それは人工的な加工品かもしれません。

重量感

同じサイズでも、本物のジェダイトは密度が高いため重く感じられます。
手に持った際にずっしりとした感覚を覚える場合、それは本物である可能性が高いです。
一方で軽く感じる場合、それはキツネ石または別種鉱物である可能性があります。
この方法は初心者でも比較的簡単に試せるためおすすめです。

ツルツルな質感

天然の翡翠は手触りがとても滑らかです。角が立っているのに、表面には全くザラザラとしている部分がなくスルリと独特の感触があります。一方ツルツルと光沢がありすぎるのもキツネ石。ツルツルとは違う、滑らかさが翡翠独特の特色です。

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まとめ

ここまでキツネ石と翡翠の見分け方を紹介してきましたが、それでも翡翠とキツネ石は素人では判断がつきにくいもの。実際ジェダイトとネフライトは150年ほど前まで同じ宝石として扱われていたくらいなのですから。そのため翡翠の鑑定は、プロにお任せするのが確実です。

今回は日本で紀元前から重宝されてきた、国石「翡翠」について解説してきました。大変価値のある翡翠とはいえ、翡翠とキツネ石を見分けるのはかなりの審美眼が必要です。本物の翡翠は大変価値があるものですから、しっかりと見分けて本物の翡翠を手に入れましょう。

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