結婚指輪のサイズ直しの依頼が多い
大切な結婚指輪のサイズが合わなくなっていて困ったという経験はありませんか?つけているうちにゆるくなってしまったり、きつくなってしまい着けなくなってしまったなんてこともあるかと思います。
結婚指輪のサイズが合わなくなってしまうのは、体型変化や指の太さの変化が大きな理由だと考えられます。結婚指輪のサイズが合わなくなってしまったときは、サイズ直しを依頼することで現在の自分の指にぴったりのサイズに調整することができます。
ここでは大切な結婚指輪に関するサイズ直しについて詳しく解説致します。
【小さくする方法】結婚指輪のサイズ直し
指が細くなってしまった時は結婚指輪が指から抜けてしまいそうで、迂闊に外出時に使うことができません。しかしサイズ変更を依頼することで結婚指輪のサイズを小さくすることができます。結婚指輪のサイズを小さくする方法はいくつかあります。
切り離して切除
1つめの方法は結婚指輪の一部を切り離してサイズを小さくする方法です。指輪のサイズを小さくするためにはリングの穴を縮める必要があります。
結婚指輪の一部を切り離して余分な地金を取り、開いた部分をもう一度繋ぎなおします。指輪の内径を小さくして、全体的に均一にサイズダウンできるように調整します。
均等に圧力をかけ圧縮
2つめの方法は結婚指輪に均等に圧力をかけて圧縮し、サイズを小さくする方法です。指輪を切断しないため指輪の重さなどは変わらず、つなぎ目の跡なども残ることはありません。
結婚指輪はリングの内側に記念日を刻印したりメッセージを入れたりすることも多いですが、それらをそのまま残すことが出来るのも大きなメリットとなります。
ただしこの方法は特殊な機械などを使って指輪の形を崩さないようにする高い技術が必要です。また2サイズ以上の大幅なサイズダウンには向いていません。
指輪の内側に貴金属素材を取り付ける
3つめの方法は結婚指輪の内側に新しく貴金属やパーツなどを取り付け、リングの内側の半径を狭くしてサイズを小さくする方法です。元の指輪にキズをつけたくない場合や、サイズ変更と一緒に古くなったデザインを新しくしたい時などに使われます。
この方法は追加する貴金属の素材などによっては費用が高額になる場合もあります。また指にはめた時にこれまでとは付け心地が変わるため、最初は違和感を感じてしまう人もいます。
【大きくする方法】結婚指輪のサイズ直し
結婚指輪がきつくなってしまった時は、サイズ直しで指輪を大きくすることも可能です。
元の結婚指輪の地金を最大限に活用することで、費用を抑えてサイズ直しをすることができます。結婚指輪のサイズを大きくする方法は以下の通り3つあります。
指輪を切断し貴金属素材を溶接
1つめの方法は結婚指輪を切断し、そこに指輪の素材に合わせた地金を追加してサイズを大きくする方法です。プラチナ製の結婚指輪であればプラチナ素材を追加し、ゴールドの結婚指輪であればゴールド素材を追加して使用します。
内側を削る
2つめの方法は結婚指輪の内側の金属部分を削ってリングの半径を広げてサイズを大きくする方法です。削ったあとは機械を使って表面を磨き上げて仕上げをします。
この方法は指輪を切断しないため継ぎ跡は残りませんが、リングの内側に日付やメッセージを入れている場合はそれらが消えてしまうことになります。
これらの刻印に関しては仕上げの際にあらためて刻印を施してもらう事も可能ですので、気になる方は事前にしっかり確認しておくようにしましょう。
叩いて伸ばす
3つめの方法は専用の機械などを使って地金部分を叩いて伸ばしてサイズを大きくする方法です。
指輪は素材によっては一度切断すると溶接するのが難しい金属もあります。そのような場合は金属を叩いて伸ばすという一番シンプルなこの方法が使われます。
結婚指輪を叩いて伸ばす方法は、指輪の半径を少しだけ大きくしたい場合に向いています。基本的に日付などの刻印は残りやすい方法ではありますが、心配な場合はあらかじめサイズ変更を依頼するときに刻印について確認しておくようにしましょう。
結婚指輪のサイズ直しの予算相場と期間
次に結婚指輪のサイズ直しにかかる予算の相場と期間について確認していきましょう。
一般的に結婚指輪はファッションリングよりも高価な宝飾品です。サイズ直しをすることで結婚指輪を普段使いできるようになれば嬉しいですね。
結婚指輪のサイズ直しは、基本の作業工賃は一般的には3000円前後が相場となっています。
作業工賃はお店によって違います。指輪の素材によって変わる場合も多いようです。この金額はあくまでも作業の工賃にかかる費用であり、他に必要な材料や加工が発生した場合の費用は含まれておりません。
作業にかかる期間もお店によって異なりますが、一般的には2週間前後は考えておいた方が良いでしょう。
スピード重視で即日仕上げで持ち帰ることができるお店もありますが、結婚指輪のデザインや使われている素材によって作業期間も異なります。
リッツグランデの修理費や納品日数
当店では、お客様に満足していただける技術や費用を積極的に提供しております。通常のデパートでの修理価格の約3分の1のお値段で承らせていただいております。また、納品日数に関しましても、3営業日後~とかなり短い期間での修理完了に努めております。
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ジュエリー修理サービスについて
結婚指輪のサイズ直しが出来る素材は?
結婚指輪といえば昔からプラチナやゴールドのものが一般的ですが、最近はシルバー、ステンレス、チタン、ジルコニウムなど様々な素材が使用された指輪もあります。
その中でも、特にプラチナやゴールド、シルバーの指輪は切断や溶接が簡単でサイズ直しがしやすい金属だと言われています。ただしそれらの金属にダイヤや天然石が埋め込まれている場合などは、石を破損しないために取り外して作業する必要が出てきます。
お店によっては結婚指輪のデザインが複雑すぎるとサイズ直しを断られてしまうケースもあります。
結婚指輪のサイズ直しが難しい指輪はある?
一方でステンレスやチタン、ジルコニウムなどは非常に硬度がある金属のため、サイズ直しが難しい金属だと言われています。
ステンレスやチタンの結婚指輪は変形や変色しにくいことで人気が高まっていますが、サイズ直しを考えた時にはその長所が逆にデメリットとなります。
これらの素材の結婚指輪はスタイリッシュな見た目で価格もリーズナブルで人気がありますが、サイズ直しには不向きな素材だと覚えておきましょう。
結婚指輪のサイズ直しはどこで出来る?
結婚指輪のサイズ直しは残念ながら自分で手軽に作業したいと思ってもそう簡単にはできません。比較的軟らかく加工しやすいと言われているプラチナやゴールド、シルバーの結婚指輪であってもそれは同様です。
高価な結婚指輪の価値を損なわずにしっかりサイズ直しをしたい場合は、信頼できるお店に依頼する必要があります。
結婚指輪のサイズ直しをしたい場合は、指輪を購入したショップやジュエリーの修理・リフォームを専門に請け負っているショップに依頼することになります。
指輪を購入したショップ
結婚指輪のサイズ直しをする時に一番おすすめなのは、指輪を購入したショップに依頼することです。
指輪を販売したショップであれば自社で扱っている指輪の材質なども熟知しています。また結婚指輪のデザインや雰囲気を損なうことなくサイズ直しをすることが可能です。
指輪などの宝飾品のデザインはお店やブランドによって得意分野などが異なりますので、サイズ直しについては購入したショップに相談するのが最も安心です。
購入日からそれほど年月が経っていない場合は保証期間が残っている場合もあり、安くサイズ直しができる可能性もあります。
修理・リフォーム専門店
何らかの事情で結婚指輪を購入したショップに持ち込めない場合は、ジュエリーの修理やリフォームを専門に扱っているお店に依頼する方法もあります。
また貴金属のジュエリーを販売している宝石店などもサイズ直しを行っているショップもあります。
修理やリフォーム専門店であれば複雑なデザインの結婚指輪でもサイズ直しを引き受けてくれるところが多く、同時にデザインを変えたいというような要望も聞いてくれることが多いようです。
少しでもサイズ直しの費用を安く抑えたい方は複数のお店で見積もりをとっても良いかもしれませんね。
結婚指輪のサイズ直しをするメリット
ここまで結婚指輪のサイズ直しについてご紹介してきましたが、結婚指輪のサイズ直しをするメリットとはいったいなんでしょうか。
お金と手間をかけて結婚指輪のサイズ直しをすると、以下のようなメリットがあります。
一生ものの結婚指輪を再度身に着けることができる
結婚指輪のサイズ直しをすることで得られるまず1つめのメリットは、一生ものの結婚指輪をもう一度使うことができるようになるということです。
現在のパートナーと愛を誓いあって交換した結婚指輪は、一生にそう何度も手に入れられるものではありません。結婚指輪には2人の思い出や希望がたくさん込められています。
指のサイズが変わってしまったからといってそのまま使えないのは非常にもったいないため、多少費用がかかったとしてもサイズ直しをしてもう一度身に着けられるようにすることはとても素敵なことですね。
新品同様の輝きを再度味わえる
結婚指輪のサイズ直しをすると、もう1つメリットが生まれます。それは新品同様の輝きをもう一度味わえるようになるということです。
結婚指輪はプラチナやゴールドなど変色しにくく錆びにくい金属が使われることが多いですが、高価な指輪でも月日が経つごとにどうしても輝きが鈍くなってくすみがちになってしまうものです。
サイズ直しを依頼すれば作業の工程の中で指輪の表面を磨き上げてくれるため、また新品に戻ったかのような輝きを取り戻すことができます。美しくなった結婚指輪を身に着けられるのはとても気分が高揚しますよね。
結婚指輪のサイズ直しをするデメリット&リスク
結婚指輪のサイズ直しをするともう一度指輪を身に着けられるようになりますが、その一方でデメリットも生まれます。
指輪をサイズ直しをすることで「こんなはずでは無かったのに」と後悔してしまうことがないように、ショップに依頼する前に以下のデメリットについてしっかり考えておく必要があります。
デザインが少し変わってしまうこともある
結婚指輪のサイズ直しをすると、方法によっては指輪の見た目やデザインが少し変わってしまうことがあります。
指輪を一度切断してからサイズ直しをする場合はダイヤなどの石を取る必要があったり、元のデザインと見た目が変わってしまうことがあります。
また指輪の地金を削ったり叩いたりすることで金属の厚みが変わってしまい、見た目だけでなく指にはめた時の感覚が変わってしまうこともあります。
元の指輪のデザインや見た目を全く変えずにサイズ直しをしたい場合などは、作業を依頼する前にショップにしっかり確認しておく必要があります。
刻まれた刻印が消えてしまうこともある
また結婚指輪の内側に記念日やメッセージなどを刻印している場合は、その刻印の一部やまたは全部が消えてしまうこともあります。
一度刻印が消えてしまっても再度上から刻印できる場合もありますので、こちらについてもしっかりショップに確認しておくようにしましょう。
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まとめ
サイズが合わなくなってしまった結婚指輪も、サイズ直しをすることでもう一度身に着けられる指輪に生まれ変わらせることが可能です。
結婚指輪のサイズ直しについては見積もりだけなら無料で行っているお店がほとんどです
興味のある方はぜひ結婚指輪を購入したショップや、信頼できるジュエリー修理の専門ショップに一度相談してみてはいかがでしょうか。