ブレスレット・バングルの修理方法を解説!お気に入りのアクセサリーを綺麗に

お気に入りのブレスレットやバングル、壊れてしまってそのままになってはいませんか?修復不可能かな、と思われていたものも、修理で綺麗に蘇るかもしれません。

修理ではなくリフォームをするのも一つの手段です。お気に入りのアクセサリーを再び生かすために、当記事で詳しく見ていきましょう。

壊れてしまったブレスレット・バングルの修理は出来る?

壊れてしまったブレスレットやバングル、諦めて捨ててしまうにはもったいないと思いませんか。

修理して新品に近い状態にリニューアルすることができます。大切な思い出が詰まったアクセサリーや、お気に入りのデザインのジュエリーは、適切な修理を施すことで再び輝きを取り戻すことができます。

ブレスレットのチェーンが切れたり、部品が取れたり、サイズが変わって装着できなくなったりすることもあります。譲り受けたアクセサリーでサイズが違う場合もあるでしょう。

金属疲労によって折れたバングルは、ロー付け加工で修理し、手首周りに合わせて調節することが可能です。

ブレスレット・バングルの修理には、チェーンの修復、クラスプの交換、サイズ調整、ストーンの留め直し、磨き直しなどがあります。

ただし、損傷が著しい場合や希少な素材の場合は修理が困難なこともあります。専門店での診断が重要です。

修理が難しい場合でも、ジュエリーのみを再利用して別の新しいアクセサリーにリフォームすることも可能です。例えば、使わなくなったパールのペンダントのダイヤモンドを使って、新しいブレスレットを作成することができます。リフォームの費用は、素材や加工の複雑さによって異なりますが、加工費と素材費を合わせて3万円程度からの予算で作成可能な例もあります。このようなリフォームは、思い出の品を新たな形で楽しむ素晴らしい方法となるでしょう。

 

ブレスレット修理の種類

まずはブレスレットの修理について、どのような種類があるのか確認していきます。以下のような修理で、壊れていたブレスレットも新品同様のクオリティに蘇らせることができます。

チェーン切れ

よくある修理例が、ブレスレットのチェーンが切れてしまったというものです。

日常生活の中で、ブレスレットに予期せぬ力がかかったり、長年の使用による金属疲労などが原因で、チェーンが切れてしまうことがあります。

あずきチェーンやボールチェーン、ベネチアンチェーンなど、チェーンの形状はさまざまありますが、レーザー溶接によって修理することができます。

レーザー溶接は、精密な作業が可能で、チェーンの細かい部分にも対応できる優れた技術です。この方法を使うことで、チェーンの形状や素材を問わず、ほとんどの場合で修理が可能となります。

バーナーの火でもチェーンは繋がりますが、金属のかたまりや継ぎ目が見えてしまい綺麗に仕上がりません。バーナーによる修理は、熱が広範囲に広がってしまうため、チェーンの繊細な部分にダメージを与える可能性があります。

自分でも直せそう、と思えるようなブレスレットのチェーン切れもあるかもしれませんが、プロにおまかせすることで、買ったばかりのようなクオリティに仕上がります。専門家は、チェーンの素材や構造を理解し、適切な修理方法を選択します。また、特殊な工具や技術を使用することで、チェーンの切れた箇所を目立たないように修復し、ブレスレットの美しさと耐久性を維持することができます。

 

プレートや丸カンの交換

引き輪やプレート、丸カンなどブレスレットのパーツが取れてしまうこともあります。また、部品が劣化して装着しにくくなるケースもありますね。

引き輪、プレート、丸カンの交換も修理として行うことができます。取れたパーツが手元に残っていれば繋ぐ修理も可能ですし、落としたりなくしてしまった場合でも、そのブレスレットの素材や色、形が合うものを取り付ける形で修理が可能です。

 

長さ調節

ブレスレットを短くしたり長くしたり。長さ調節もできます。短くする場合はチェーンを切って繋げる方法か、後述するアジャスターを取り付ける方法で対応できます。

長くする場合は同じ素材、デザインのチェーンを繋げる方法か、目が粗めのチェーンを取り付ける方法で対応します。

 

アジャスター

アジャスターが壊れてしまった場合でも修理可能です。そのブレスレットに適した素材や色でアジャスターを取り付けます。また、長さ調節のためにアジャスター機能のある金具を取り付けて、適した太さに調節できるよう修理する例もあります。

 

磨きで新品仕上げに

長年愛用しているジュエリーは、宝石の輝きがくすんでしまうことがあります。

日常的な使用や環境要因により、宝石や金属部分に微細な傷がつき、光の反射が弱くなることが原因です。このような状況で修理を行う場合、単に構造的な問題を解決するだけでなく、追加のサービスとして専門的な仕上げ処理を施すことができます。熟練した職人がブレスレットのジュエリーを丁寧に磨き上げることで、新品同様の輝きを取り戻すことが可能です。

この過程では、特殊な研磨剤や技術を用いて、宝石や金属表面の微細な傷を除去し、光の反射を最大限に引き出します。もし購入時と比べて見栄えが劣っていると感じる場合でも、専門的な磨き処理によって、ジュエリーの美しさと輝きを見事に復活させることができます。この処理により、宝石本来の魅力が再び引き出され、まるで新しく購入したかのような印象に生まれ変わります。結果として、お気に入りのブレスレットをさらに長期間、愛着を持って使い続けることができるようになります。適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、大切なジュエリーの価値と美しさを長く保つことができるのです。

 

バングル修理の種類

次にバングルの修理を見ていきます。壊れ方が激しいと、もう無理なのではないかと諦めてしまいそうなバングル。ですが新品と変わらないクオリティで直すことが可能です。

パーツ取れ

バングルのモチーフなど、パーツが取れてしまう破損例がよくあります。ただ付け直すだけでは綺麗に仕上がらないものもあるので、ここはプロにおまかせしたいところです。

金属同士を再び付けるために、プロの職人がレーザー溶接で修理します。状態によっては時間を要したり、接続部分がなめらかに仕上がりにくいものもあります。

折れてしまった

細いバングルが折れてしまうケースも多く見受けられます。ロー付けをした後にレーザー溶接で修理することができます。サイズが細めのバングルを着けている場合や、腕に使用するものを足首に使用している場合、同じ箇所に力が加わって折れてしまいやすいです。

修理してもまた同じように力が加わり続けると再び破損してしまう恐れがあるので、気をつけたいところです。

留め具の故障

留め具が故障し、着け外しができなくなってしまう破損例もあります。部品が手元に残っている場合もあれば、外出先などで故障が起こりパーツを紛失している場合もあります。

留め具の故障も、レーザー溶接等で対応できるケースがあります。また、部品がなくなっている場合はその部分を再制作して対応するケースもあります。また、ネジで留めるタイプのバングルも修理が可能です。長年の使用によりネジ穴が広がってしまい、装着がしにくくなることがあります。

レアなケースでも臨機応変に対応が可能な破損例もあるので、留め具の不具合が出たらまずは相談してみてください。

亀裂

バングルに亀裂やひび割れが入ってしまうこともあります。また、すでに他店で修理した箇所が弱まり、亀裂が入るケースもあります。このまま使用し続けると折れてしまう可能性が高いです。

バングルの内側に補強板を溶接する形で補強し、修理します。プロの職人ならなめらかな仕上がりで、丈夫になったバングルを愛用し続けられます。

ゆがみ

バングルにゆがみが生じることもあります。取り外しの際に力が加わり、斜めにゆがんでしまうケースは多いです。ゆがみを自分で直そうとして手で曲げていたら金属疲労により折れてしまった、という例もあるので、ゆがみが気になった場合も修理に出すことをおすすめします。

ゆがみを修理してもまたすぐにゆがんでしまう場合は、サイズが合っておらず毎回の装着時に強い力が加わりやすいのかもしれません。後述するリフォームを考えてみても良さそうです。

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修理が断られてしまう可能性があるもの

ブレスレットやバングルの修理を依頼してみたものの、断られてしまうケースもあります。修理しても元の状態に戻る可能性が低いものや、修理の手立てがない破損の仕方をしている場合もあります。

以下のような例は修理が非常に困難で、断られてしまう可能性が高いです。後述するリフォームを検討してみましょう。

壊れたパーツの一部がない

壊れたパーツの一部を紛失しているパターンは、修理が難しいです。特別な素材を使用していて入手困難な場合や、元のモチーフに修復できない場合は、修理をお断りされてしまう可能性が高いです。

引き輪や丸カンなどの留め具のパーツを交換するだけで済むものは修理可能ですが、別の金属を使用することで魅力や価値が下がってしまうものは修理が困難です。

また、バングルのモチーフの一部で、壊れたパーツがないのは致命的になります。元のものに近い状態に戻すのがほぼ不可能といえます。

ひどく破損している場合

破損状態がひどい場合も、修理できないケースがあります。修復不可能と判断されたものは着手できません。

また、着手後に修理が不可能だと判断されるブレスレットやバングルもあります。複雑に破損している場合でも見積もりが無料なら相談してみる価値はあるかもしれませんが、対応できないケースもあるのでご了承ください。

デザインが分からないもの

元のデザインが分からないブレスレットやバングルは、修理が不可能です。モチーフを破損し紛失していて修復が不可能なケースがあるのは前述のとおりです。

複雑な彫りが入っているモチーフやバングル本体を破損してしまった場合も、元のデザインにするのは困難です。また、もらったものや何年も前に破損したアイテムで、依頼者の方がデザインを覚えておらず修理が不可能になるケースもあります。

複雑なデザイン部分が壊れてしまい、リメイクする形での修理を希望される方もいますが、お断りしている業者もあります。

製作者の元の意図を損ねる形となりますし、持ち主にとってもやはりこれではしっくりこない、とがっかりされてしまうケースもあり、それを避けるためです。

文字や模様などの彫刻を継ぐ形でリメイクしたり、石留めのデザインイメージのみを改変したりといったリメイクはお断りされてしまうかもしれません。また、市販の部材を取り付けることで元のデザインが改悪されてしまうような修理方法もお断りしている業者もいますので、留意しておきたいポイントです。

素材刻印のないバングル

素材刻印のないバングルは、修復の際にどの金属を使用していいのかが不明なため、修理に対応できない場合があります。持ち主がはっきりと素材の金属を知っていれば修理可能かもしれませんが、かなりレアなケースでしょう。

折れた場合だけでなく亀裂修理の場合も、素材刻印のないバングルは対応が不可となります。また、石付きのバングルが折れた場合や亀裂が生じた場合も、同じ素材で対応することが極めて困難なため、修理をお断りされてしまいます。

修理が出来ないものはリフォームを!

壊れたブレスレットやバングルの修理ができなかった、と落ち込むのはまだ早いです。修理に対応していないアイテムも、元は高価だったもの。捨ててしまうのはもったいないですよね。

修理が出来ないアクセサリーはリフォームで生まれ変わらせるという方法があります。ブレスレットやバングルに使用されている宝石を使って、別のデザインのブレスレットやバングルにリフォームすることならできます。

また、同様に宝石を再利用する形で、指輪やネックレス、ブローチなど別のジュエリーアイテムにリフォームするという方法も取ることができますよ。貴金属部分を下取りに出してリフォーム費用に充てられる場合もあるので、比較的リーズナブルに新しいアイテムを手に入れることができる手段でもあります。

ジュエリーリフォームにはさまざまな例がありますし、オリジナルなアイテムを作ることができるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

▼ブレスレット・バングルのリフォームはこちらをチェック▼

ブレスレット・バングルのリフォーム|ジュエリーの生まれ変わりアイディア集

修理の流れ

まずはご来店の上、相談していただけると幸いです。10〜30分の所要時間でお持ちのジュエリーやアクセサリーの状態やご希望をお伺いいたします。

ジュエリーやアクセサリーの実際の状態を見させていただき、修理する内容について確認いたします。

他店でご購入されたジュエリーにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

その場でお見積もりもさせていただき、修理内容や金額について丁寧に説明いたします。なお、ご相談とお見積もりは無料にて対応いたしております。内容やお値段に納得していただけましたら、現品の写真を撮影した上でジュエリー・アクセサリーをお預かりします。

修理は3営業日後に完了し、お渡しすることができます。お急ぎの場合は当日お渡しにも対応しておりますが、状況によってはお日にちをいただくこともございます。専門スタッフの厳重な検品の上で納品させていただきます。

ジュエリーリフォームの場合は、最大で6週間ほどお時間をいただくことがございます。見積もりの際に詳しくご説明いたします。

まとめ

壊れてしまったブレスレットやバングルも、専門的な修理技術によって新品同様の輝きを取り戻すことができます。

長年愛用してきたお気に入りのアクセサリーが傷んでしまっても、諦める必要はありません。熟練の職人による丁寧な修復作業で、思い出の品を蘇らせることが可能です。

破損の状態や程度によっては、従来の形での修理が困難な場合もあります。そのような状況でも、ジュエリーリフォームという選択肢があります。

リフォームでは、元のデザインを活かしつつ新しい要素を加えることで、まったく新しい魅力を持つアクセサリーとして生まれ変わらせることができます。

お手持ちのブレスレットやバングルで、チェーンの切れや留め具の不具合、石の外れなどの問題を抱えているものはありませんか?

また、デザインが古くなってしまい、長らくジュエリーボックスで眠っているものはないでしょうか?そのようなアクセサリーがあれば、ぜひ専門店での修理やリフォームを検討してみてください。プロの技術と創造力を借りることで、大切なジュエリーに新たな命を吹き込み、再び身につける喜びを味わうことができます。

修理やリフォームは、サステナブルな選択でもあり、ジュエリーの持つ価値をより長く楽しむことにもつながります。

 

RITZ GLANDEについて

 RITZ GLANDEは北海道札幌市に店舗を構える、ジュエリー修理・リフォーム・リペア専門店です。

当店は、お客様が気軽に何でも相談出来るアットホームなお店作りをコンセプトにしています。明るく親しみやすいスタッフが笑顔でお迎えさせて頂きます。お客様にリラックス頂いた中で、ジュエリーの相談、要望をしっかりお聞きし、サポートさせていただきます。

お店は全国的にも珍しく店内工房を構え、経験豊富なジュエリー職人やデザイナーも常駐しています。他にも専門のジュエリーコーディネーターがお客様の様々なニーズに柔軟かつ迅速に対応させて頂きます。

その他にも、ダイヤモンドの世界的権威で知られるGIAの資格を持つ鑑定士なども在籍してますので、お客様からも信頼され安心してご利用頂いております。相談、お見積もりはいつでも無料ですので、ジュエリーについての気になることは何でもお気軽に相談してみて下さい。

郵送にて全国対応も可能

道外からのご依頼もたくさんいただいております。
ご来店が難しい場合は、お客様から当店宛てに商品を郵送していただき、見積もりをお伝えし、ご納得頂けましたら加工を開始させて頂きます。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
※郵送代はお客様負担となります
 

安心の3ヶ月無料保証

当店では修理後3ヶ月間無料保証をお付けしています。
修理した箇所がアクシデントにより、壊れた、外れた等不具合が起きた場合、無償で再修理させていただきます。

※指輪のサイズ直し後、サイズアップの場合は1号まで対象とさせていただきます。それ以上は別途見積もりになります。
※石外れや石合わせ後の宝石の紛失、留め具やその他パーツの紛失については保証の対象外とさせていただきます。
 

ジュエリー・宝石の高額買取も承っております

RITZ GLANDEが運営する”札幌宝石買取.com”ではGIAの資格を持つプロの宝石鑑定士が在籍しています。

世界最大の宝石学研究・教育機関である、GIAの資格を持つプロの宝石鑑定士が在籍。

科学的根拠に基づき、わかりやすくご説明しながら査定額をご提示することはもちろん、当店独自の販売ルートに載せられることができるため、他店での査定額を上回るご提案ができます。

また、専門知識と豊富な経験があるため、安易に買取による解決策をご提示するのではなく、修理やリフォームといった選択肢を、お客様のご事情に合わせてご提案可能です。1点のジュエリーから無料査定を承りますので、ぜひお気軽にご来店ください。

 
〈RITZ GLANDE〉
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