ペンダントのリフォームとは?どんなリフォームが可能?アイディア集も紹介

大切なプレゼント、自分で購入した思い入れのあるアクセサリーも、いつかは身に付けられなくなる時が来ます。

ですが、身に付けられなくなったらアクセサリーはそこで寿命、というわけではありません。

実は手持ちのアクセサリーをペンダントにリフォームする方法があるんです。

ペンダントのリフォームとは?

持っているペンダントをリフォームしたい、または手持ちのアクセサリーをペンダントにリフォームしたい方は多いのではないでしょうか?

例えば壊れてしまった手持ちのアクセサリーや時代遅れのデザインのアクセサリー。これらを、新しくまた身に付けられる形にリフォームできれば、素敵だとは思いませんか?大切なアクセサリーをそのままの形で残しておくのも良いですが、身に付けられる形にできれば思い入れがさらに強まります。

今回は、ペンダントのリフォームの魅力についてご紹介していきます。 

ペンダントとネックレスの違いは?

そもそも、皆さんはペンダントとネックレスの違いについてご存知でしょうか?どちらも首から下げる形のアクセサリーだということについてはイメージしている方が多いでしょう。

ですが、その言葉にはそれぞれ違いがあるので、それぞれの意味についてご紹介します。まずはネックレスです。

ネックレスは首から提げるアクセサリーの総称で、日本語に直せば「首飾り」とも表すことができます。ペンダントはもちろん、チョーカーなどといった首から提げるアクセサリーの総称とも言えますね。

チェーンだけのものや、フープタイプのものなど、飾りがついていないシンプルなものもネックレスと呼ぶことになります。一方で、ペンダントはネックレスの中でも特に、飾りのついたモチーフをチェーンや紐でぶら下げる形になるアクセサリーです。

そもそも、「ペンダント」という言葉の語源そのものが「ぶら下げる」という意味でもあります。チェーンや紐に通せる、「ペンダントトップ」と呼ばれるモチーフが付いた形をしており、デザインは様々。

特にペンダントは、宝石や天然石もモチーフとして使いやすく、高級ブランドでも多く出されています。どんな服にも合わせやすいのもその魅力ですね。

ペンダントにリフォームする最適なジュエリーは?

アクセサリーの中でも特にペンダントは身に付けやすく、多くの方に愛用されています。

ですので手持ちのアクセサリーをペンダントにリフォームすることは非常にメリットがありますが、中でもリフォームしやすいジュエリーは?実はアクセサリーからペンダントにリフォームするのはもちろん、手持ちの素材を使ってのリフォームもおすすめです。

ここで、ペンダントにリフォームするのに定番のジュエリーについていくつかご紹介していきます。

石・宝石

ジュエリーや天然石は非常に価値があるもので、アクセサリーにする前の状態のものを持っている方も多いです。ジュエリーも、気軽に購入できる原石が最近ではかなり増えてきました。

プレゼントとしてはもちろん、自分へのご褒美で購入する方も多いですね。それらを飾っておくのも良いですが、飾っておくだけでは飽きてしまったら、ペンダントにリフォームするのも良いですね。

ペンダントトップとして加工して、チェーンを通しておしゃれに手持ちのジュエリーを身に付けることができます。宝石はもちろん、天然石、自分の誕生石などを使うのもおすすめです。

指輪

指輪もサイズが合わなくなったり、リングの部分が劣化してしまうと身に付けられなくなってしまいます。

また、家族から譲り受けた指輪であっても、身に付けられなければ宝の持ち腐れになってしまいます。もちろん指輪はチェーンを通すだけでペンダントに早変わりしますが、そのままではデザインとしてはあまり良くありません。

プロにリフォームを依頼すれば、指輪をペンダントとして使いやすいペンダントトップに加工してもらうことができます。大切な指輪だからこそ、大切に身に付けられるペンダントにリフォームしてもらうのが良いですよね。

イヤリング・ピアス

イヤリングやピアスもリフォームを依頼することができます。例えば、大切にしていたイヤリングやピアスだったとしても、何かの拍子で片方を無くしてしまったり、壊してしまったり。

片方だけのイヤリングやピアスでは不恰好ですので、ペンダントにリフォームするのも良いでしょう。特にイヤリングやピアスに使われているストーンは小ぶりなものが多いので、ささやかで上品な印象のペンダントに出来上がります。シンプルなデザインなら、普段使いすることもできますよね。

また、イヤリングやピアスに使われているストーンが小さければ、金属のフレームに埋め込んだりと様々な使い方もできます。

おしゃれでトレンド感のあるデザインにリフォームできるのも良いですね。

ペンダントからのリフォームはどんなアイテムになる?

一方で、逆に手持ちのペンダントから別のアクセサリーや、同じくペンダントにリフォームする方法もあります。

チェーンが切れたり、錆や変色で使えなくなってしまったり。そうしたペンダントをリフォームするには様々なアイデアがあります。

ここで、ペンダントを新たなアクセサリーにリフォームする方法についてご紹介していきます。

デザインを変える

手持ちのペンダントが破損してしまったら、別のデザインに変えてしまうのもひとつの方法です。例えば大ぶりのジュエリーのペンダントだったとしても、ジュエリーにキズや割れが出てしまったら。

その場合は、割れていない部分をもう一度カットしなおして、小ぶりなデザインのペンダントにリフォームすることができます。破損したまま持っておくくらいであれば、綺麗にリフォームして身に付けられるようにした方が良いですよね。

アイテムを変える

例えばペンダントトップに小さめの宝石がたくさん付いているものであれば、ルースを取り外してリフォームするのもおすすめです。例えば、宝石の部分をバラバラに分解して、ピアスやイヤリングにリフォームするなど。

高級感のある小ぶりな宝石が耳に光る、上品なアクセサリーが出来上がります。また、小さめのストーンなのでシンプルな指輪にリフォームするのもおすすめです。

もちろんアクセサリーは1つに作り変えるだけではありません。使えるジュエリーやパーツが多いのであれば、小さめのペンダントとピアスなど、同じデザインで複数個のアクセサリーを作るのも良いですね。

アレンジは手持ちのペンダント次第で自由自在に変えられます。

複数のアイテムを混ぜる

もしストーンが小さかったり、素材があまり多くなければ、複数のペンダントを混ぜて1つのアクセサリーにリフォームする方法もあります。

例えば金やプラチナなどの素材を足すために使ったり、複数個の小さなジュエリーでペンダントトップを作ったり。それによって、デザインの自由度が飛躍的にアップし、さらに身に付けやすく、おしゃれなデザインのアクセサリーを手に入れられます。

例えば、別々のペンダントに付いていたダイヤモンドとエメラルドを、ひとつのペンダントトップとして組み合わせるなどもできます。

おしゃれで思い入れの一層強いアクセサリーが出来上がるので、ぜひ手持ちのペンダントを見直してみてください。  

ペンダントリフォームの流れや価格

ペンダントのリフォームに興味を持っていただけましたか?

ペンダントのリフォームに興味を持っていただけたら、実際にリフォームに挑戦してみましょう。リフォームするにも、大切な手持ちのアクセサリーを預けるわけですから、その流れについてはちゃんと把握しておく必要があります。

また、リフォームにどれくらいの値段が掛かるのかについても気になるところですよね。

ここで、ペンダントのリフォームの流れとその価格相場についてご紹介していきます。

申し込みの流れ

まず、申し込みの流れについて知っていきましょう。

申し込みをするためには、まずはアクセサリーのリフォームを請け負っている業者に来店するところから始まります。手持ちのアクセサリーを持っていき、実物を見せながらリフォームを請け負ってくれる職人と相談しながら具体的に決めていきましょう。

そしてリフォーム案や制作期間、見積金額に納得したら実際にリフォームを依頼しましょう。実際に申し込み、リフォームが完了した連絡をもらったら、実際に受け取りにいくこととなります。

完成品の仕上がりをチェックして、問題がなければ受け取りましょう。

これでペンダントのリフォームは完了です。

価格

ペンダントのリフォーム相場は10,000円〜20,000円ほど。

手持ちの身に付けられないアクセサリーを、新品同様の身に付けられるアクセサリーにできるなら非常にリーズナブル。

特に高価なジュエリーを使った新品同様のアクセサリーがこの額で手に入るなら、非常にメリットが多いですよね。もちろん以上の金額は相場です。リフォームの規模が小さければ、リフォーム額はかなり抑えられます。

また逆に、プラチナや金など、必要な材料を足す必要がある場合は見積額はさらに上がるでしょう。その額については、実際にリフォーム内容を職人と相談しながら聞く必要があります。

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リフォームする際の注意点

リフォームはやり直しをすることができません。

特に、大切なアクセサリーであればあるほど、万が一リフォームに失敗してしまうと後悔することになってしまいます。ですので、リフォームする際には様々な注意点についてチェックしておく必要があります。

ここで、リフォームを依頼するのであれば知っておきたいペンダントリフォームの注意点についてご紹介します。

希望を細かく伝える

自分が想定しているデザインや造形を人に伝えるのは非常に難しいです。ですので、リフォームをしておしゃれなデザインのアクセサリーを手に入れるためには想定しているデザインを具体的に細かく伝える必要があります。

どのようなサイズ、どのようなデザイン、色なのか、丁寧に伝えましょう。

さらに丁寧に伝えるには、あらかじめイラストなどでできるだけ詳細に伝えるのもおすすめです。 

ライフスタイルを意識したデザインに

お気に入りのアクセサリーをお気に入りのデザインにリフォームすることができますが、日常的に使いやすいデザインがベストです。特に大切なアクセサリー、日常的に身に付けたいアクセサリーであればなおさらですね。

ささやかで小ぶりなデザインにすることはもちろん、ファッションを選ばないデザインにすることも大切です。

どんな服装でも合わせられるようなデザインにすることで、身に付けやすさがグッと増します。

手持ちのアクセサリーの中でも気に入っているものを参考に、リフォームするアクセサリーのデザインを考えるのも良いでしょう。

料金の安さだけで判断しない

アクセサリーのリフォームは非常に人気がありますが、考慮するべきは値段だけではありません。アクセサリーのデザインや細工の出来栄えは、職人の腕によって出来栄えが大きく異なります。

ですので安いというだけで職人や業者を選ぶと、具体的にイメージを伝えても仕上がりの作りが良くない可能性も出てきてしまいます。

大切なアクセサリーをリフォームするのであれば、料金の安さはもちろんのこと、信頼できる業者か同課についても注目しましょう。  

外したダイヤなど全て使うとは限らない

手持ちのアクセサリーによっては、小ぶりな宝石がたくさん付いているデザインのものもあります。それらのダイヤモンドなどを分解して、リフォーム後のアクセサリーに全て使ってくれるかというと決してそうではありません。

理想のデザインに合わせて作る上で、分解したダイヤをきっちり全て使うと逆にバランスが悪くなる可能性もあります。

この場合、分解した石は返してもらうことはもちろん、下取りに出してリフォーム額を抑えることもできます。

余った石をどうするかについても、業者と相談しながら決めましょう。

リフォームした際に色が変わって見えることもある

実はジュエリーをリフォームすると、仕上がりの色が変わる可能性もあります。

それは、ジュエリーを分解して洗浄し、付着していた薬剤やゴミを取り除くことができるから。そうすることで、本来の輝きを取り戻すことができます。

また、その一方で今まで隠れていたキズや変色が見受けられる可能性も出てきます。

そのように、リフォームをきっかけに今まで見慣れてきたジュエリーがまた違った表情を見せるかもしれないことは知っておきましょう。

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まとめ

今回はペンダントのリフォームの魅力についてご紹介してきました。

手持ちのアクセサリーをペンダントにリフォームすることで、その魅力がさらに増します。手持ちのアクセサリーをリフォームすることに興味がある方は、ぜひ新しいアクセサリーに生まれ変わらせてみてくださいね。

 
 
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