形見の指輪をリフォームしよう!どんなものにリフォームできるかも解説

大切な形見の指輪をリフォームしたい

故人からの形見の指輪、しまったままではありませんか?リフォームで、一生身につけられるアイテムにすることができますよ。指輪をリフォームするメリットや価格の相場、そしてリフォームの際の注意点を紹介いたします。

大切な方からの形見の指輪、大事にしまっておいて時折眺めるのもいいものではありますが、しまったままではせっかくの輝きももったいないものです。
とはいえ、身につけるにしても指輪のサイズが合わなかったり、デザインが古かったりして、しっくりこないという方も多いのではないでしょうか。

大切な形見の指輪をリフォームすることで、あなたに合った世界でたった一つのアクセサリーに生まれ変わります。一生身に着けられるデザインにリフォームし、あなたが愛用し続けていれば、きっと故人の方も喜ばれることでしょう。

形見の指輪をどんな形にリフォームできるか、その価格や注意点も以下で確認していきましょう。

どんなものにリフォームできる?

形見の指輪のリフォームといっても、選択肢はさまざまあります。指輪のサイズを変更したり別のデザインの指輪に作り変えたりするだけでなく、別のアクセサリーの形にしてジュエリーを愛用するという手段もあります。

せっかくの形見のリフォームですから、愛着の持てる形にしたいところですよね。
また、ご家族で公平に形見分けしたいという方にもリフォームがおすすめです。以下の例を見てみましょう。

結婚指輪

大切なご家族の形見の指輪を、結婚指輪にリフォーム。思い出深い大事なジュエリーを家族で継いでいく、メモリアルな指輪に生まれ変わります。

同じジュエリーを再利用し、古かったデザインを今どきのモダンなデザインに変更すれば、肌身離さず身に着けられる結婚指輪に。
新しく結婚指輪を買うよりも低い予算で結婚指輪を作ることができますし、大切なご家族のジュエリーを代々受け継いでいけるのが何よりの魅力です。

思い入れも強く、世界に一つしかない結婚指輪。パートナーへの最高のプレゼントとなることでしょう。

家族みんなで付けられるものに

形見の指輪が複数個ある場合に、家族みんなで身に着けられるアイテムとしてリフォームすることも可能です。
指輪の個数と受け継ぎたい方の人数が合わない場合、兄弟や親族間で不公平が発生することもありますよね。リフォームでならこの問題を解決できるかもしれません。

例として、2つの形見の指輪を3人で愛用するための3つのピンキーリングにリフォームするというのも可能です。
ただし、ジュエリーだけでなく地金も同じものを使用したい場合、強度が足りず地金を足すケースがあります。この場合、材料費が高くなることもあるので、見積もりの際に相談が必要です。

普段使いできるアイテムに

形見の指輪を、指輪以外の形にリフォームすることもできます。指輪は普段着けないという方でも、普段使いできる別のアイテムに生まれ変われば、大切な方からの指輪が一生に渡って愛用できるアクセサリーになります。

指輪以外にもネックレスやペンダント、ピアス、イヤリング、ブローチなどにリフォームすることができます。普段使用する種類のアクセサリーにリフォームすれば、さらに愛用しやすくなりますね。

和服を普段からお召しになる方ならジュエリーを帯留めにも。形見の指輪がセンスあるアイテムに変わります。
女性ものの指輪を男性が受け継いだ際、そのまま身に着けるのはためらわれますが、メンズ向けのアイテムにリフォームすることも可能です。

どういったアイテムなら普段使いできそうかイメージしてみてください。きっと愛着のあるアクセサリーに生まれ変われるはずです。

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形見の指輪のリフォーム価格

形見の指輪をリフォームする際の価格の予算はどれくらいなのでしょうか。一般的には材料費と工賃が発生し、そこから下取り金額を引いた額がリフォームの相場となります。

ジュエリーのみを再利用し、元の古枠を下取りするという方法で価格を安くすることができます。

セミオーダーのリフォーム価格の相場は50,000円~100,000円、フルオーダーなら150,000円以上で見ておくといいでしょう。
下取り制度を利用すれば、新しい指輪を買うよりもリフォームのほうがずっと安く、しかもお好みに合った指輪にすることができます。

指輪の地金も溶かして新しい指輪にする場合や、お持ちの別のジュエリーを足してリフォームする場合はフルオーダーとなり、材料費もプラスされるケースもあり、予算がさらに上がる可能性があります。

大切な形見の指輪ですので、価格・デザインともに後悔しない形でリフォームしたいですね。

形見の指輪をリフォームする際の注意点

形見の指輪はリフォームがベストなのかというと、実際のところデメリットになるケースもあります。

大切な方からの形見というだけですでにかけがえのない指輪。安易にリフォームして「こんなはずではなかった……」となるのは避けたいものですね。

形見の指輪をリフォームする際の注意点を以下で確認してみましょう。リフォームがベストな選択になりえるかどうか、ご家族とも相談しながら今一度考えてみてください。

元の形は失われてしまう

形見の指輪をリフォームすると、当然ながら元の形は失われてしまいます。おばあちゃんやお母さんがしていたあの指輪ではなくなってしまう、というのは事実です。

人によってはリフォームするよりも、元の形で大切に保管しておくほうが、思い出深い指輪として長く愛せる場合もあるでしょう。
ジュエリーを再利用するだけではなく地金も溶かして新しい指輪にリフォームするという方法もあります。ただそれでも、元の形ではなくなってしまいます。

元の指輪でなくなってしまったときに寂しくならないか、じっくり考えてから決めてください。

加工の工程で変色してしまう可能性がある

ジュエリーを加工する工程で変色が発生するケースもあるのは注意しておきたい点です。単に皮脂が付着していたのを洗浄して、色が変わってしまうことも実際にあります。

人工処理を加えていた宝石は、加工段階で変色するケースがあります。ストーンの発色を良くするために色素を加えていて、洗浄することで元の色とは異なってしまう場合も。

ジュエリーが元の色から変わってしまうと、同じ指輪ではないように思えてがっかりする場合もあるかもしれません。
また、本物だと思っていたものが加工の段階でフェイクだと判明することもありますし、見えない位置にキズや凹みがあるのが判明するケースもあります。

これらの場合、リフォームができなかったり、キズ等の関係でお好みのデザインに変更できなかったりすることもあります。

加工の段階でこれらがわかり、形見がフェイクやキズありでがっかりする方もいらっしゃいます。お好みの形にリフォームできないケースがあるのには気をつけておいてください。

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まとめ

大切な形見の指輪は、リフォームすることでさらに長く愛用できる一品に生まれ変われるかもしれません。家族の絆も深められるアイテムになったら素晴らしいですね。

ただ、リフォームにもデメリットとなる点があるので、それを踏まえた上でベストな選択をしたいところです。

  
 
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