パリ5⼤ジュエラー『グラン・サンク』に続いて
今回は世界5⼤ジュエラーをご紹介します。
ティファニー、カルティエ、ブルガリ、ヴァン クリーフ&アーペル、
ハリーウィンストン、誰もが⽿にしたことのあるブランドだと思います。
もちろん聞いたことはあるけど、歴史や詳しいことは…
という⽅が多いかもしれません。
世界5⼤ジュエラーと評されるだけあり、その歴史や技術、
作品の素晴らしさは私たちの胸を⾼鳴らせます。
この機会に改めて、⾔わずと知れたジュエラーの魅⼒を⾒つけてください。
『ティファニー』アメリカ
1837年創業 最初はジュエリーではなく
⽂房具を扱うお店としてオープン。
その後、1848年フランスで起きた2⽉⾰命により
貴族からダイヤモンドを買い、ダイヤモンドジュエリーの販売を始める。
創業当初は現在の TIFFANY &Co. という社名ではなく
友⼈と共同経営していたため別の社名であったが
ジュエリーの販売が軌道に乗り
1853年に共同経営をやめ、今の社名に変更。
ティファニーのカンパニーカラーであるティファニーブルーも
それまでは1845年から発⾏している
ブルーブックと呼ばれるカタログで使われていたが
この時に正式にティファニーブルーとされる。
ティファニー セッティング
エンゲージリングといえば、⽴て⽖リングですよね。
この⽴て⽖リングを考案したのはティファニーです。
ダイヤモンドの輝きを最⾼に引き出すデザインとして
1886年に発表されました。
『希少価値のあるダイヤモンドは、埋め込んで秘めてしまわず
脚光を浴びるにふさわしい』
ティファニーの最⾼傑作のひとつです。
ティファニーのリングは今でもひとつひとつ⼿作業で創られています。
エンゲージリングの⼀つの製作期間は⼀年の⽉⽇がかかるそうです。
⼿に取りやすい価格の商品もある
ハイジュエラーでありながら、
3万円以下の商品も多数展開しているのもまた
ティファニーの魅⼒でもあります。
ジュエリーはもちろん、⽇⽤品もあるのでギフトとしても最適です。
選ぶ側も楽しくさせるような素敵な商品がたくさんあります。
『カルティエ』フランス・パリ
1847創業 創業書のルイ=フランソワ・カルティエが
師匠のジュエリー⼯房を引き継いだのがはじまり。
息⼦と三⼈の孫も経営と創作の才能を発揮し、
パリからロンドン、ニューヨークへと⽀店を構える。
プラチナを初めてジュエリーに使ったのはカルティエ
創業者の孫である、ルイ・カルティエが
ガーランドスタイルという様式で創った作品により、
プラチナがダイヤモンドを引き⽴てる。
ということを誰よりも先に世間に知らしめました。
粘り強い性質をもつプラチナの加⼯は当時容易ではなく、
職⼈の⾼い技術が⽋かせませんでした。
が、空気に触れて変⾊していくシルバーと違い
⼤気中、⾼温でも変⾊せず安定性の⾼い素材であるプラチナは
直接肌に触れるジュエリーの素材として優れていました。
プラチナの可能性を⾒出したのがカルティエです。
ほかのジュエラーがプラチナを使⽤するようになるのは
これよりも30年近くあとのことです。
カルティエのコレクション
カルティエのコレクションといえば、ラブブレスレットやラブリング、
時計ではサントスなど代表的ですが
カルティエのアイコン的存在のパンテールをご存知でしょうか︖
パンテール
パンテールとは、フランス語で豹という意味です。
後にカルティエのハイジュエリー部⾨最⾼責任者となる
ジャンヌ・トゥーサンの愛称からつけたとされています。
その誕⽣には、ルイ・カルティエと愛し合っていたが⼆⼈は結ばれずに
ビジネスパートナーとして⼿を取り合っていく。
という話もあります。
結ばれることはなくとも、カルティエで彼⼥の作品は⽣き続ける。
深い愛情を感じられずにはいられません。
『ブルガリ』イタリア・ローマ
1884年創業
ギリシャの銀細⼯師だったソティリオ・ブルガリが
ローマに宝飾店を開業したことがはじまり。
2700年あるローマの歴史からインスピレーションを⾒出しつづけ
『永遠の都』ローマの精神を体現し続けている。
⼤胆な⾊使いとスタイルは、ブルガリの特徴ともいえる。
ブルガリのコレクション
B.ZERO1
誰もが知っているブルガリと⾔えば、
『B.ZERO1(ビー・ゼロワン)』だと思います。
こちらは2000年に誕⽣し、新たな千年(ミレニアム)の幕開けに
世に送り出されました。
ブルガリの「B」、永遠と無限の始まりを意味する「0」、
新たなミレニアムの最初のジュエリーであることを象徴する「1」
を組み合わせています。
ローマを象徴する建造物であるコロッセオから
インスピレーションを得たジュエリーです。
『ヴァン クリーフ&アーペル』フランス・パリ
パリ5⼤ジュエラー、グラン・サンクにも⼊っており、
歴史と⼈気を持ち合わせたジュエラーといえます。
緻密で繊細なジュエリーは気⾼さと、気品を窺わせます。
ヴァン クリーフ&アーペル、グランサンクについてはこちら
『知っておきたい︕パリ5⼤宝飾店 グラン・サンク』を御覧ください。
『ハリーウィンストン』アメリカ・ニューヨーク
1932年創業
⼩さな宝⽯店の息⼦として⽣まれたハリー・ウィンストンが
故郷の地に⾃らの名前を冠して開業。
眠らない街、ニューヨークの持つ溢れるエネルギーからは、
ブランドのアイコン的ジュエリー、
次の世代に受け継がれるモダンなジュエリーまで全てに影響を与えていま す。
ハリーウィンストンのコレクション
ハリーウィンストンのエンゲージリングの中で最も有名なのは
台座が「H」と「W」になっているリングではないでしょうか。
ハリーウィンストンの頭⽂字と husband(夫)と wife(妻)
の頭⽂字をかけています。
⾔われてみると、なるほど︕と思えますよね。
まとめ
以上、世界5⼤ジュエラーの歴史と作品をざっくりと
ご紹介させていただきました。
ここではご紹介しきれないほどの、各ブランドの素晴らしい作品と
ブランドヒストリーはまだまだあります。
気になるブランドがありましたら是⾮、探してみてください。
お客様⾃⾝で各ブランドの新しい解釈と出会いがありますように。
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