⼥性にとって指輪(リング)は
⾝を飾るアクセサリーのひとつですが、
中でも婚約指輪(エンゲージリング) や
結婚指輪(マリッジリング)は
特別な意味を持つリングになります。
こういった特別なリングは
いつまでも美しいまま
保管をしておきたいものですが、
それが難しいケースも。
そんな特別なリングについて
まとめてみました。
エンゲージリング
結婚の約束をしたときに、
男性から⼥性に贈られる
エンゲージリング。
正式な婚約や結納は⾏わなくとも、
この婚約指輪だけは⽤意する
というカップルも多いでしょう。
⼀般的に、エンゲージリングは
給料の 3 ヶ⽉分などと⾔われており、
ダイヤモンドのリングが
⽤いられることが多いです。
1. なぜダイヤモンド?
ダイヤモンドは天然の鉱⽯の中で、
もっとも⾼い硬度を誇る宝⽯です。
そのため、婚約の際に
「変わらない愛情」
を表すものとして
選ばれています。
そもそもエンゲージリングに
ダイヤモンドが⽤いられるようになったのは、
15 世紀頃のヨーロッパが起源となっていて、
ダイヤモンドの語源となったギリシャ語の
「Adamas」という⾔葉の意味が「征服されない」
ここから
「何者にも征服されない不変の愛情」
という意味で、
エンゲージリングに
ダイヤモンドが⽤いられるようになりました。
⽇本においてエンゲージリングに
ダイヤモンドが選ばれるようになったのは、
1970 年代からです。
デ・ビアス 社がテレビ CM で、
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
というキャッチコピーを流⾏らせたことから
⼀般的に広まったと⾔われています。
2. ダイヤモンドは永遠の輝きなの?
では、このダイヤモンドの輝きは
本当に永遠なのでしょうか?
ダイヤモンドのジュエリーを
お持ちの⽅はお気づきかと思いますが、
ある程度の期間が経過すると
ダイヤモンドの輝きが曇ってくるものです。
これはどういうことでしょう︖
ダイヤモンドは確かに
最も硬い鉱物ではありますが、
とはいえ⽇常的に
ステンレスや鉄とぶつかり合っていると、
細かな傷はついてしまいます。
こうした細かい傷が増えると、
やはり輝きは失われていきます。
また、ダイヤモンドは親油性という
油を吸着しやすい性質を持ちます。
そのため、⽪脂や化粧品の油分が
ダイヤモンドに吸着し、
その油分に細かなゴミやホコリがつき
固まってしまうことで
輝きが失われることがあります。
マリッジリング
⽇本ではマリッジリングで通っていますが、
これは和製英語です。
英語圏では「ウエディングリング」
という⾔い⽅が⼀般的です。
こちらはエンゲージリングとは違い、
男⼥ペアで購⼊し、
お互いが⽇常⽣活からつけるリングになります。
1. エンゲージリングとの違い
まず男⼥ペアで購⼊することが基本となるため、
デザインはシンプルになる傾向があります。
また、⽇常⽣活でも使⽤するリングになりますので、
⼤きな宝⽯がついているようなデザインは少なく、
宝⽯がついているといっても
リングに埋め込まれているようなデザインが
中⼼になります。
2. マリッジリングの問題点
マリッジリングは
毎⽇使うリングのため、
傷がつきやすいのが
最⼤の問題になります。
プラチナやホワイトゴー ルド、
シルバーなどの素材ならもちろん、
硬いと⾔われている
チタン合⾦のリングでも、
毎⽇使っていれば
ある程度傷はつきます。
他にも
体形の変化により
サイズが合わなくなってしまったり、
どこかでリングを失くしてしまったり、
エンゲージリング以上に
問題が起きやすいリングといえるでしょう。
リングの⼿⼊れ法
エンゲージリングの
ダイヤモンドの輝きが失われた場合、
⾃宅でもある程度対応できる
お⼿⼊れ法があります。
これはマリッジリングに
汚れが溜まった時にもできる
お⼿⼊れ法ですので、
覚えておきましょう。
まず、コップ⼀杯のお湯に
数滴の中性洗剤を⼊れて、
そこに数分リングを浸けます。
その後リングを流⽔で
洗い流しましょう。
これでダイヤモンドの表⾯に
油と共に付着した汚れや、
リングの隙間や刻印に溜まった
汚れなどはかなりの
確率で落ちるでしょう。
ちなみにお湯に浸けても
問題ない宝⽯は
ダイヤモンド、
ルビー、
サファイヤなど。
⾃分の持っている宝⽯が
お湯に⼊れても
洗剤に浸けても
問題ないかは
専⾨店に確認しましょう。
まとめ
お持ちの⼤切なリングに
傷がついてしまった、
サイズが合わなくなってしまった、
輝きが失われたなど、
お⼿⼊れが必要になった時、
⾃分の⼒で解決できなくなった場合は
プロにお願いするのが⼀番です。
リッツグランデでは
アクセサリーのお⼿⼊れや
リペア、
リフォームを承っています。
⾮常に硬度の⾼いダイヤモンドでも
専⾨の器具と職⼈の腕で
しっかり磨き上げます。
リングのサイズ変更は
通常1 号刻みでの調整が
中⼼になりますが、
当店では 0.5 号刻み、
さらに 0.25 号刻みの
細かな調整も可能です。
また、当店は店内に
リングをはじめジュエリーの制作、
リペアを⾏う⼯房⼀体型の
店舗となっていますので、
迅速な対応も可能です。
気になるリングをお持ちの⽅は、
ぜひ⼀度ご相談ください。